クラビタウン Googleタウンマップはこちら
世界に一つしかない「原始人信号」と、3階建ての小さいVOGUEヴォーグデパートのあるマハラットロードを中心に、クラビ川沿いのウタラキットロードを結ぶ辺りがにぎやかなエリアとなる。
クラビ川沿いにはずっと遊歩道が続き、イーストライレイビーチ行きロングテールボート発着場のあるチャオファピア付近では、夕方から屋台ナイトマーケットが常設しており、南へ1キロのタラー公園では広い敷地内にフィットネスパークや児童公園、体育館に競技場と、朝夕は市民の散歩道・ジョギングコース場となっている。
同じくクラビ川のチャオファピアより北にはマングローブで採れる「プーダム」直訳すると黒いカニのオブジェがあり、連日ツーリストが記念撮影をしている。
街の中心地である原始人信号を東へ行くと、クラビ川との間に駐車場ナイトマーケットがあり、フルーツやタイローカルなお惣菜やお菓子などが豊富に売られている。
金土日だけ開催されるウィークエンドマーケットKrabi walking street(17時~22時)では市民参加のステージに屋台・ビアガーデンエリア・雑貨・ストリートパフォーマンスなど市民密着型イベントが楽しめ、少し規模が小さい月火水Walking Street(17時~22時)も駐車場ナイトマーケットの北側で催され、毎木曜日には民族衣装を着た市民の踊りや歌のステージやローカルや野菜やお菓子などの屋台の出るカルチュラルストリートも開催されている。
郵便局や図書館、警察などはウタラキットロードのタラー公園北側にあり、安宿街はウタラキットとチャオファロードを交差する辺りに集まっているが、近年ブティックドミトリーも周辺にじわりと広がってきている。。
クラビタウンはピピ島やランタ島&ジャム島への玄関口でもあり、タウン近郊にあるパッセンジャーポート(クロンジラッドピア)からはそれぞれの島への大型ボートの定期便が毎日発着している。
マハラットロードの原始人信号~サーベルタイガーの信号~コンドルの信号~象の刀信号
タウン自体は100年そこそこの街であるが、 クラビ県内ではいくつかの箇所から最古の原始人の骨が見つかっているのにちなんで作られた原始人信号。
タイらしい余り可愛くないリアルなキャラクターである。
タウンの中心地でボーグデパートのすぐ北になる。
マハラットロードを北へ行くと、古代に行きていたというサーベルタイガーの信号やコンドルの信号、県庁舎の交差点にはクラビのシンボルである刀を持った象さん信号などもある。
原始人信号の横断歩道はシマシマのキリンの絵が描かれており、サーベルタイガーの信号の横断歩道は肉球の足あと、コンドルの信号の横断歩道は翼マーク、象の刀信号は象の足あとなど目を楽しませてくれる。
ボーグデパート Vogue Department
マハラットロード原始人信号そばの3階建てのこじんまりしたデパート。
一階正面にはアイスクリームのスウェンセンズやケンタッキー、ピザカンパニー、ボディショップのブーツなどが入っている。
一階奥にはボディショップのワトソン、その奥にスーパーマーケットがあり(増築されているためいびつな経路となる)、2階は靴や洋服、下着(ワコール・トリンプ)も日本よりは安い。
3階にはスポーツ用品、ギフト小物、子供服などがある。
地下にはモバイルショップが立ち並び、安めの洋服、アクセ、婦人靴など小さめのテナントが並ぶ。
小さいゲームセンターもある。
モーニングマーケット Maharaji Market
原始人信号より西へ徒歩5分ほど。早朝から11時頃まで年中無休でにぎわっている。
果物・野菜・肉・シーフード・乾物・生花・洋服・雑貨・フードコートなどにそれぞれエリアが分かれている。
大抵の生活用品はここで揃う。
南部特産の野菜や新鮮な魚介類などは必見。
駐車場ナイトマーケット~Soiソイ10
原始人信号と東のクラビ川突き当りとの間にあり年中無休。
正面道路側には季節のフルーツ、東側の南北通路に「ぶっかけご飯」と呼ばれるカオゲーン屋が並んでおり、奥にイスとテーブルが置いてある店では、好きなおかずを指差せばご飯の上にかけてくれるのでテーブルで食べることができる。
三日月と星とマークのイスラムの店も多いのでお酒の注文や持ち込みも禁止。
お勧めはぶっかけご飯屋での南部イスラムカレーの「マサマン」。CNNの世界の食べ物第一位に選ばれた経緯がある。近年日本でもカップヌードルが発売されていたがココナッツミルクが入っていないのでお味は別物。
奥には洋服屋と持ち帰り屋台が並んでいる。
2015年より原始人信号の北にあるサーベルタイガー信号の東、駐車場ナイトマーケットの北側に月・火・水の17-21時まで屋台・洋服・ビアガーデン・ステージ併設のウォーキングストリートが開催されている。
ウィークエンドマーケット Krabi Walking Street~Soiソイ8
ボーグデパートの一本南の通りに金・土・日の3日間17時~22時まで開催されている。
一般市民の出店は洋服にアクセ、食べ物屋台まであり、ステージでは市民がカラオケを歌っていたり(飛び込み参加あり。但し日本の曲はない)チップ目当ての子どもたちのダンスや時々ファイアーショー、ニューハーフショーなどもお目見えする。
ステージの前にはテーブルと椅子のあるビアガーデンになっており、持ち込み可能だがかなり混み合うので相席必須。
小さいながらも子供遊戯場もある。
似顔絵やバンド演奏など素朴なストリートパフォーマンスも見ることができる。
「ザ・ビーチ」ロード Soiソイ4
映画「ザ・ビーチ」は2000年に公開されたが、前年に映画の最初のシーンとなった寝仏像や(ハリボテで作られてあったが数年後にに撤去された)カオサンロードを歩くシーンなどが撮影された。
今でも残っている当時のロケ仕様はマハラットロードとソイ4の角にあるカオカムー・カオマンガイ・カオムーデン・バミーナムの店のバンコクカフェという看板のみとなっている。
ワットケオ(寺)
余り観光用のお寺でもないが、原始人信号南のマハラットロードの西側に立派な階段つきのお堂が新しく出来たので、年に数回満月の夜にある儀式には参加しやすくなっている。早朝や夜間は野良犬が多いので要注意。
本堂や簡素なミュージアムなどはマハロッットロード突き当たりを西へ坂道(Issara Rd.イサラロード)を上がった所に向かい合わせに建っている。
女性はなるべく肌の露出の少ない服装で。
修行僧とは話は出来るが触れるのは禁物。
噴水公園~ポリス派出所横
ウタラキットロードの派出所横にある駐車場の奥の噴水公園。
老舗の水上レストラン「ルアンペー」がある。
チャオファピア~川沿いナイトマーケット
以前はピピ島ランタ島へのエキスプレスボートの出ていた大きい桟橋(コンカピア)の北側に毎晩ローカル屋台のナイトマーケットが出る。
主にフライパンで作ってくれる料理が多く、駐車場ナイトマーケットに比べるとメニューを選んで落ち着いて座って食べることが出来る。
北半分はイスラム屋台、
南半分はタイ仏教屋台とに分かれている。お酒の注文はタイ仏教屋台で。
夕暮れからは蚊が多いので虫除け対策を!
屋台北側にはイーストライレイビーチ行きのロングテールボートが出る。
6人集まれば1人150Bで出発してくれる。(ハイシーズンは8人以上)
クラビ川の北のカナブナーム洞窟散策や川上生簀・マングローブ樹林などを散策するボートトリップ1~2時間もボートマンと交渉すれば連れて行ってもらえる。
川沿い遊歩道
クラビ川沿いに3キロほど続く遊歩道で、朝夕散歩やジョギングなどする市民を多く見かけることができる。
夕方には釣竿をたらす人々やピクニックをしている人たちも。
南の突き当たりにはフィットネスパークもあるタラー公園があり、良い散歩&ジョギングコースでもある。
タラー公園
競技場を囲む広い敷地には体育館、児童公園、テニスコート、フィットネスパークなどがあり、市民の憩いの場となっている。
公園すぐ北側の道路を挟んだ川沿いには3件のモスリムレストランがあり、フライドチキン・もち米・ソムタム(パパイヤサラダ)などを川べりのゴザの上まで出前もしてくれる。
近年クラビマリーナというヨットハーバーができ、風年の良いカフェやシーフードレストランなど新しいクラビ市民憩いのスポットとなっている。
パッセンジャーポート~クロンジラー(ド)ピア
タウン中心地から車で約10分。
ピピ島・ランタ島・ジャム島への大型エキスプレスボートが発着する。
将来国際港になる予定らしく施設内にはイミグレーションエリアもある。
桟橋はかなり長く,施設入り口にはカートが置いてあるので利用可。
公営バスターミナル
タウン中心地から車で約10分の距離のタラッカオ公営バスターミナル。
北行きはスラターニー・バンコク、西行きはプーケット・ラノーン東行きはナコーンシタマラート南行きはトラン・ハジャイ・サトゥンなどへの大型バスや、乗り合いエアコンミニバンが出ている。
バンコクのキタバスターミナルのモチットや、南バスターミナルのサイタイマイ発の夜行バスなどもここに到着する。
バスターミナルからの足は乗り合いソンテウ(タウンへ15~20Bあずき色ソンテウ、アオナンへ60B白いソンテウ)やトゥクトゥク(タウン200Bアオナン400B)、バイクタクシー(タウン50~60B長距離は割高になる)など。
18時には閉鎖され、以降はタラッカオの交差点近辺での乗り降りとなる。